日時:2012年11月19日(月)19:00~20:30
会場:DeNA
関連:Swap Skills free 14 UXのための人間中心設計(HCD)
感想など
「UXについてなんとなく理解する」のゴールは達成できた気がします。なんとなく持っていたイメージがまちがっていることがわかってよかったです。
例えば、UXはユーザビリティやUI方面のことだと思っていたが、それらは一部であってすべてではないこと。
例えば、UXと一言でいっても分野がたくさんありすぎて、一人ですべてやるものでもなさそうなこと。
まずは、今回できそうだと思ったことを、詳しく調べて実践することと、ワークショップを見つけて参加して体験することでしょうか。
本編
- プロフィール- 本日のゴール
- 人間中心設計とは?
- ユーザーエクスペリエンス(UX)とは
- ISO9241-210について
- UX白書からの視点
- ユーザーエクスペリエンス実現のためのHCDプロセス
- ユーザーエクスペリエンスを学ぶために。
- まとめ
本日のゴール:UXについてなんとなく理解する
ニックネームを使っている理由:肩書き外し
Human Centerd Design は2種類ある
1.ヨーロッパ「人間工学」
2.アメリカ『誰のためのデザイン』
HCDを「人間中心設計」と訳している理由
- 人間
- ユーザー:利用者・対象者しか含まない
- 人間:制作側も含む
- 中心
- 設計
- デザイン:ビジュアルと設計
- HCDのDesignは設計に近い
ユーザーエクスペリエンスの例
誕生日プレゼントを贈る
誕生日プレゼントを贈る |
- 送る人
- 何を送ろうか悩む
- よろこんでもらえるか不安
- よろこんでもらえてハッピー
- 受けとる人
- うれしい
- その他の人(店の人、商品の企画者など)
- ハッピー
”UI/UX”には注意
- UI:インタフェース(モノ)
- UX:体験(プロデューサー的)
- UI ≒ UX
- 例えば、求人でそのような記載がされている場合は、実際は片方だけが求められていることがあるの
- インタフェースのデザインだけが求められていたり
- プロデューサー的な役割が求められていたり
UXは多くのものを含んでいる
- ユーザビリティ、UI:モノの視点
- ユーザーエクスペリエンスデザイン:コトの視点
ISO9241-210
- 以前
- ISO13407(JISZ8530)
- ヨーロッパではこれに合ってないと輸出できなかった
UX白書
- 4つの期間
- 1.うわさ・雑談 → 2.手に入れる → 3.使ってみて → 4.繰り返し(累積)
- 2、3の部分はやっている。1、4の部分はできていないことが多い
ザク豆腐の例
- 1.うわさ・雑談
- 期待を醸成するような仕掛け
- 2.手に入れる
- 味は普通
- 3.使ってみて
- 細かい仕組みづくり
- 4.繰り返し(累積)
- ザクとうふデザート仕様、鍋用ズゴック豆腐
- 企画した社長はUXは知らない。
インタビュー
- グループインタビュー
- エスノグラフィック(いっしょに体験)
『暴走族のエスノグラフィー』佐藤郁哉
- ディプス(なぜを繰返す)
アンケート
- よくない手法
- 項目にないものは取得できない
- 自分の行為を言語化することが難しい
- ラダディング、KA法、ペルソナ、シナリオ法
- プロトタイピング
- アクティングアウト(寸劇)
- ストーリボード
- ヒューリスティック評価
自分の仕事の中でできることからやる
- 会議のまとめをやるとき。。。
- ポストイットを整理
- 今までアンケートをとっていた。。。
- かわりにインタビューを実施する
- いきなり作業していた。。。
- まず、ペーパープロトタイピング、ラフから始める
- まずは練習しよう。。。
- ワークショップに参加する
UXの参考
- Amazon
- Apple(ガイドラインが決まっているので、統一されている)
- Hot Pepper Beauty
- EM ZERO
ディスカッション
- 実業務に取り入れるには?- できることをやる
- 外部講師
- クライアントと共通認識をもつには?
- 時間が経つのを待つ(クライアント側にブームが訪れるのを待つ)
- Webの情報設計のブームは、おくれてクライアント側に訪れた
- ベストプラクティス?
-
- UXの勉強方法?
- 「本を読む」はおすすめしない
- 1.ワークショップでやる
- 2.本を読む
- 3.ワークショップでやる
- 4.(1-2の繰り返し)