2012年5月13日日曜日

4月29日 鹿駆動勉強会に参加した

日時:2012年4月29日(日)13:00~17:00
場所:奈良県新公会堂 能楽ホール(奈良)
募集:鹿駆動勉強会:ATND


奈良県新公会堂の能楽ホールでLT祭りという、大変めずらしい勉強会に着物で参加しました。

感想

すごい勉強会で、貴重な体験をさせていただきました!

本当におもしろい発表ばかりで、たいへん勉強になりました。
このような場を用意してくださったスタッフの方々ありがとうございました。

すごか点:
  • 会場が、奈良県で能楽ホール!!
  • 受付が鹿角
  • 気づいたら参加者が100人近く
  • 登壇者が20人のLT祭り
  • 内容が多種多様(比較的Java関係が多かった?)
  • 進行が非常にスムーズで、MCもすごかった

個人的にも、目的を達成できたので大変満足でした。
  • 能楽ホールに行く
    通常催されていそうなイベント(能楽だろう)にはハードルが高すぎて行くことはないだろうから、行けてよかったです。
  • 古都(奈良)を着物で散策する
    古都を着物でというのはあこがれていましたが、なかなか機会をつくれなかったので、ちょうどよかったです。
  • お礼をいう
    私が勉強会に参加するきっかけとなったイベントのスタッフの方々がいらしたので、お礼をいうことができました。ありがとうございました。
2回目の東京以外の勉強会参加で、初めての関西圏の勉強会参加でした。
なんというか、大阪あたりまでなら勉強会参加は平気なのでは?と思ってしまう程度に、心理的なハードルは下がった気がします。交通費とかの金銭面の問題はありますが。。。。

参加申し込み

TwitterのTL上に「鹿駆動勉強会」という意味不明な言葉が流れていたのがきっかけでした。
すごくインパクトのある名前で興味をもったものの、なんかこわかったので、ある程度参加者があつまってから参加申し込むことに。
もちろん、着物で参加すると心に決めて、参加登録したのでありました。

当日

会場が奈良の能楽ホールだから、着物しかしかない!!ということで、着物で奈良に向かいました。着物に合うカバンをもっていなかったので、風呂敷で荷物を持っていったものの、ノートPCは重かった。そして、ほとんど使わなかった。。。。。

おもしろいLTが多かったので、印象に残ったいくつか。

新米エンジニアが1年目を振返ってみる @Kuchitamaさん

今年2年目?の社会人の@Kuchitamaさんが、1年目を振り返って学んだことを発表されていました。
「新米エンジニア」なのか?と疑ったりした。本当によい内容でした。
コードレビューに焦点をあてて、新人には怖い時間だけども、先輩の経験を学べる場でもある(先輩が後輩に経験を伝えることができる貴重な場でもある)ということを、自身の経験をもとに話されていました。
自分が新人だったころなどすでに忘れてしまっていたので、このような内容のLTが聞けて本当によかったです。

Innovationの話 @dproject21さん

イノベーションをおこすには、どうすればよいかという点に?ということを発表されていました。
3つの「ソウ」によってイノベーションをおこす。
  • 空想(あったらいいな)
  • 構想(どうやって実現するか)
  • 実装(実現するために行動)
そのために、「なんかいいよね」という思考停止は禁止しよう。といった内容でした。

奈良で身につけて今も役立っている技術 @bash0C7さん

奈良にいたころの体験や学んだり身につけたことを振り返って、今でも役に立っている技術を発表されていました。「這いずり回る机上デバッグ」という言葉が印象に残っています。
奈良での経験
(コンピュータやプログラミング言語の変遷を体験して、なぜそうなったのかの進化が納得できているし、机上デバッグなどで、ソースの読み解き方の技法が身につけた。)
をまじえて、真実を見定めることが重要だということを話されていました。

JavaFX @skrbさん

JavaFXはなんぞやという内容を発表されていたと思います。
Dukeのウクレレ?を持って登壇したり、スターウォーズの音楽にあわせたオープニングから始まったり、と演出がすごかったです。
更には発表のスライド(アニメーション?)がJavaFXでつくられているらしいので、これならプレゼンソフトの使用禁止という縛りのLT大会があったとしても問題なく発表できるんだよなぁなどと思っておりました。

懇親会

初めての土地で集合場所に無事にたどり着けるか?という不安がありましたが、明らかにあやしげな集団がすぐにみつかったので、簡単に集合場所がわかりました。もちろん、周りのひとたちの、何者?な視線を浴びまくっておりました。

懇親会の私のいた席では、私以外の5人は関西(奈良、大阪、兵庫、京都だったと)で、楽しく交流させていただきました。
この勉強会が初の勉強会参加という方もいて、ついつい「なぜ?鹿駆動というわけのわからない勉強会に」などと聞いてしまいました。お祭り的な雰囲気で、参加のハードルが低いと感じて参加されたと聞いて、なるほどなとは思いました。それに、初めての勉強会が「鹿駆動勉強会」というのは話のネタにできるとは、なんという人だ。。。

私の着物姿をかっこよいと言ってくださる方がいましたので、まずは浴衣からどうですか?などとすすめたりしてました。

2012年5月7日月曜日

4月22日 SCMBootCamp in Nagoya 1 に参加した。

日時:2012年4月22日(日)10:30~18:30
場所:エイチーム 名古屋ルーセントタワー 32F
募集:4月22日 SCMBootCamp in Nagoya 1 #scmbc(愛知県)



感想

初めての東京都以外の勉強会参加で、当然のことながら、初めての名古屋の勉強会参加でした。

演習ではMercurialを使い、Mercurialの使い方やチーム作業について大変勉強になりました。参加してよかったです。
主催者の@kyon_mmさん、スタッフのみなさんありがとうございました。

よい経験:
  • 2人以上での作業
    仕事では1人で開発作業をやっているので、久しぶりに2人以上で作業ができて、楽しかったし、よい経験ができました。 例えば、分岐のある一直線ではないコミットのグラフが見れたり、pushできずにpullとmergeを何度かやったりとか。
  • コマンドで作業
    DVCSの思想を知りたいならばそのコマンドを使うとよい、GUIツールを使ってもそのツールの思想を知るだけだというアドバイスを受けて、極力コマンドで作業をしてみました。実際にやってみて、TortoiseHgを使って意識していなかったMercurialの動きを知ることができました。思想がわかるには至ってませんが、使い込むしかないのでしょう。
反省点:
  • 主催者からの連絡事項を確認しなかったこと
    開催時間の変更連絡があったのですが、最初の予定通りに会場に行ってしまいました。そのため会場の部屋への入り方がわからずにしばらく途方にくれるなどしました。
    当然のことですが、会場に向かうまえに主催者からの連絡(メール)はチェックようと思いました。
  • チーム作業なのに消極的な参加しかしなかったこと
    チーム作業だったのですが、作業のすすめ方の話し合いで意見を全然言いませんでした。
    文体の統一について気になったけれど、話し合うこともせずそのまま放置してしまいました。
    今後は積極的に参加しようと思っても実践できる自信がないのが難点です。
  • レビューでの発表を落ち着いてやれなかったこと
    発表者は直前に決まるという状態でしたが、何を言っているのかわからない発表をしてしまいました。
    まずは落ち着いて、発表すべき項目くらいは書きとめておけば、もうちょっとましな発表をできたとは思います。

参加申し込み

これからはGitなどの分散バージョン管理システムを使ったほうがよいのか?などと思い、3月頃から社内で使っているバージョン管理システムをSubversionからMercurialに移行しました。
移行から2ヶ月程度経過しつつあるときに「なんとなく使えているが、きちんと使い方を知るべきでは?」などと思い始めました。
そして、今回の勉強会の存在を知って、タイミングとしてはちょうどよいので参加しようかなと思いました。

もっとも、開催地が「名古屋」で前日は東京で勉強会参加するという点で、すぐには申し込みませんでした。勉強会の連日参加は初めてだったので、「前日の勉強会参加と名古屋への移動による疲れが原因で、当日居眠りしないか?」ということに悩んで、なかなか申し込みができませんでした。

最終的には、「今必要だと思っているのだから、参加を申し込まないという選択はありえないだろう」と考えてに落ち着いて、参加を申し込みました。

当日の居眠りの可能性に対しては、Red Bullを飲んで参加して、予備を数本用意し、どうしても起きていられないなら、謝って退場するしかないと考えていました。
もっとも、当日はたいした疲れを感じることなく、それなりに元気に参加できました。Red Bullは参加前と途中の計2本は飲みましたが。

Mercurialに移行した理由

11月に東京で開催された「デザイナ&エンジニア交流会-first contact-」という勉強会で、@kyon_mmさんとお話しする機会がありました。そのとき、Mercurialをすすめられました。そして、3月頃に仕事の区切りがよかったので、移行を実行するに至りました。
@kyon_mmさんありがとうございました。

当日

開会では、アイスブレイクの『何でこのイベントに参加したのか』、『何をしてる時が楽しいか』を話しながら自己紹介をしました。

基調講演では、今回使用する3つのDVCS(Git、Mercurial、Bazaar)の特徴や様々な比較等が紹介されて非常に勉強になりました。特に「ツールの使い方だけではなく、それを使った効率的な開発スタイルを覚えましょう」ということは、大切な視点だと思いました。

演習では、チームで『チートシート』をつくりました。
演習作業は、基本的に以下の繰り返しでした。
調べるコマンドを決める → 実際にコマンドを使う → コマンドの説明を書く → push

その他

初めての名古屋だったので、名古屋らしいものを食べることができました。

  • 手羽先(世界の山ちゃん)
  • ひつまぶし(矢場とん)

あと、名古屋への到着が遅くてお店が開いていなくて、ココイチで食べる可能性があったという話をしたときに、ココイチは愛知県の会社だと聞きました。
で、調べてみたら確かに愛知県でした。

  • 株式会社壱番屋 愛知県一宮市三ツ井六丁目12番23号(会社概要


2012年5月6日日曜日

4月21日 状況打開力を叩き上げる TOCfE Boot Campに参加した

日時:2012年4月21日(土)10:00~18:00
場所:日本オラクル(東京)
募集:4月21日 状況打開力を叩き上げる TOCfE ブートキャンプ(東京都)



感想

内容について

「教育のためのTOC」の対立解消ツール「クラウド」を練習しながら使い方を学びました。
会社の同僚も無理やりにでも連れてくればよかったと残念に思うくらいよかったです。
(営業の2人を誘ったけど仕事で無理でした。。。。)

私が作成したクラウド。今回はグループの別の方のクラウドで仮定等のワークを行いました。

よかった点:
  • わからないときはファシリティエータさんに気軽にヘルプしてもらえたこと
  • クラウドで悩みや問題が解決できることを体験できたこと
  • クラウドを実際に使ってみて、使いこなすためには訓練が必要なことがわかったこと

事前に参考書の「ザ・ゴール」「ザ・ゴール 2」は読みましたが、劇的に改善する場面は誇張した演出だろうとか、クラウドは簡単にすらすらと書く場面はそんなに簡単なのかなどと都合よく解釈していました。
しかし、実際やってみて予想もできなかった良い解決策がでることを体験したことで、劇的に改善させる解決策を導き出せることを感じました。

また、クラウドを試行錯誤して何度も書き直してつくることを体験したことで、訓練してやりかたに慣れないとクラウドをつくるのは難しいことを知りました。

参考書だけでもできないことはないでしょうが、ファシリティエータさんの手助けで一通り実施できて、貴重な体験をさせていただきました。


今後、クラウドを使う場合は、内容を検証するときのフレーズ(例えば、Aのためには、Bする必要がある)を書いた紙やボードを用意しようと思いました。
声に出して内容を検証する際に、「A4用紙などにフレーズを書いておいて、それを見ながらやる」ということを思いつかなかったので、 前方のスライドをちらちら見ながらやってしまい、少々やりにくかったです。

その他

<名札入れ>
名札いれが、入館証が無理なく入るくらい大きさで、首からかけるタイプだったのはよいアイデアだなぁと思いました。
今回の会場は、入場と退出に入館証が必要なのですが、勉強会の参加者が入館証を失くしてしまう事態がたびたび発生していたようです。
なので、「これならば失くしようがない!!」ということで、これはよいなと思いました。

<Twitter アイコンシール>
勉強会に参加した際に、個人の識別は名札であることがほとんどです。
名札の名前やTwitter IDは、初対面だとメモってないと忘れてしまうし、印象に残りにくかったり。あと、リアルでは会ったことないけどTwitterのTL上では見かける人が参加してても気づかなかったり。でも、Twitterアイコンは印象に残ってたりします。

なので、Twitterアイコンのシールを名札に貼ってみました。(使った名札はないのでイメージです)

Twitterアイコンのシールが期待した効果を発揮したかはわかりませんが、「何それ?」から始まる話のネタになりました。

なお、Twitter アイコンシールは、
お手軽 簡単 印刷ならPRINTAIL(プリンテイル) TAシールコース
のサービスに発注して980円かかりました。


参加申し込み

Twitterで @orange_clover さん のツイートをたまたま見て知りました。
TOCもクラウドも全く分からなかったのですが、「きっと、よいものにちがいない」気がしたので申し込みました。
申し込みのときに参考書について質問して、回答のあった「ザ・ゴール」「ザ・ゴール 2」を読んで、初めてTOCやクラウドを知りました。

参加して、気のせいではなくよいものだったので、直感を信じて申し込んでよかったと思っています。

「クラウド」

自分の中のモヤモヤ、自分と相手の間のギスギスを取り除くためのツールだそうです。詳細は 教育のためのTOC 日本支部 コミュニティ を見てください。

メモ


問題点

  • 一文で書く
  • 事実を書く
    「~ので」などの理由を書くと、予測が入ってしまい、事実がぶれてしまう。仮定が固定されてしまう。
  • 疑問形で書かない
問題点を挙げたら「これって問題か?」と見直す。「音読」してみて違和感がある場合は、問題点ではない可能性があるので、見直す。

 

手段

具体的な方法を挙げる。
  • 一文で書く
  • 事実を書く
    「~ので」などの理由を書くと、予測が入ってしまい、事実がぶれてしまう。仮定が固定されてしまう。
  • 疑問形で書かない
問題点を挙げたら「これって問題か?」と見直す。「音読」してみて違和感がある場合は、問題点ではない可能性があるので、見直す。

 

要望

  • 「手段」を必要とする理由
  • 「手段」によって何を得られるか
  • なぜ、重要なのか
「手段」は実現できているのか?できていないならば、できていない理由を考える。
相手方の理由を考える。
相手に直接聞く。

 

共通目的

浮かばない場合、
  • もう一段高い目的
  • もう一歩先
  • 範囲を広げる
「手段」は実現できているのか?できていないならば、できていない理由を考える。
相手方の理由を考える。
相手に直接聞く。

 

因果関係

声に出して読んで確認する。
違和感を感じたら「手段」か「要望」が合っていない可能性がある。
違和感が感じなくなるまで何度も書き直す。
  • Aのためには、Bする必要がある
  • Bするためには、Dすべきだとプレッシャーを感じる
  • Aのためには、Cする必要がある
  • Cするためには、D'すべきだとプレッシャーを感じる

 

対立

  • D'ことは、Bという要望に対して妥協すること
  • Dことは、Cという要望に対して妥協すること
  • DとD'は同時に行うことはできない

ありがちな対立の解消だが、対立は解消していない。
  • 回避
  • あきらめ
  • 強要
  • 綱引き
  • 妥協

 

仮定

手段を選んだ理由。
  • Bするためには、Dすべきだとプレッシャーを感じるのはなぜですか?
  • なぜならば「仮定」だからです。
  • Cするためには、D'すべきだとプレッシャーを感じるのはなぜですか?
  • なぜならば「仮定」だからです。

 

仮定を壊す

  • この「仮定」は実在していますか?
  • この「仮定」は有効ですか?
  • それらの理由はなぜですか?
  • その「仮定」は常に正しいですか?
  • 「仮定」が真実とならない為にはどういう行動をとればいいでしょうか?